真皮の乾燥が乾燥肌の隠れた原因

肌の潤いを保つのは、実は表皮だけではありません。表皮の保湿を一生懸命しても、乾燥肌の改善にあまり効果を感じられない原因はココにあります。

 

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真皮にあるヒアルロンサンは肌の保湿に大きく関わっています。コラーゲンやエラスチンは肌の弾力、ハリを保っています。線維芽細胞がコラーゲンやヒアルロンサンの生成をして肌の若返りの働きが行われています。

 

肌のバリア機能が低下すると、紫外線、特に波長の長いA波は真皮にまで到達します。真皮にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などにダメージを与えるのです。

 

肌の若返りに重要なこれらの成分が、加齢による自然な減少に加え、乾燥でバリア機能が低下すると炎症による分解が更にすすみ、シワやたるみ等の年齢肌のトラブルの原因となります。

 

真皮の細胞の活性化で若返り

対処療法として表皮の保湿ももちろん必要ですが、真の肌の保湿は真皮の細胞を活性化させることで得られます。

 

炎症によっておこるフリーラジカルの過剰発生を防ぎ、酸化によるダメージを防ぎ、修復するケアが肌の若返りには必要です。

 

肌のバリア機能|セラミドのラメラ構造

角質にあるセラミド(角質細胞間脂質)が水分を保持し、更に角質細胞同士をしっかり繋ぎ止めていラメラ構造で、外部の刺激から肌を守るバリアとなっています。

 

ラメラ構造

セラミド(角質細胞間脂質)は非常に保湿力に優れた成分で、表皮のわずか0.2mmに70%もの水分をサンドイッチ状に保持し、潤いを保って肌の若返りを大きく左右しているといっても良いでしょう。

 

このセラミドが加齢とともに減少しラメラ構造が崩れ、肌内部の水分が蒸発して乾燥が起こります。角質が厚くゴワゴワしたり、カサカサして荒れ、外部の刺激も受けやすくなります。

 

肌の老化の原因の80%を占める紫外線のダメージも増し、更にバリア機能が低下して肌トラブルを引き起こす、負のスパイラルに陥ることが多いのです。

 

肌の機能を低下させる炎症反応
細胞の中にある起炎物質(ヒスタミン等)が外部刺激やストレスなどで発生した起炎酵素(ヒアロニターゼ)に刺激され細胞の外に放出されることで炎症が起こります。

 

炎症でフリーラジカルが発生し肌が酸化して肌機能が低下し、トラブルの原因となるのです。、

 

乾燥肌は紫外線や外部刺激を受けやすいので肌の炎症でさらに刺激物質が発生しやすく、メラノサイトを刺激し続けるのでメラニンの過剰発生がおこりシミが出来やすいシミサイクルができてしまいます。

乾燥肌は肌のバリア機能が低下した状態関連ページ

弱酸性の肌〜バリア機能で若返り
弱酸性に保たれているのが健康な肌のpHバランスです。このバランスが崩れることが肌のバリア機能の低下につながり、肌の若返を阻むことになるのです。肌の一番外側にある保護膜がアルカリ性に近づくと有害な菌が繁殖して肌トラブルの原因となります。
ターンオーバーと乾燥
ターンオーバーが遅れ始めると、古くなった角質細胞が肌に長い間とどまることになり、角質層が暑くなってゴワゴワしたり、カサカサになったりして外部の刺激を受けやすくなります。角質層のバリア機能が低下して、内部の水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌になるのです。
紫外線とフリーラジカル
紫外線は肌のトラブルの主な原因です。加齢による自然な老化は約20%、残りの80%は紫外線のダメージによる光老化です。紫外線がフリーラジカルを過剰に発生させ、細胞を攻撃するために肌のトラブルが引き起こされます。
ヒアルロン酸、浸透していますか?
ヒアルロン酸は保湿ケアの代名詞と言っても良いでしょう。ほとんどの保湿ローション等に配合されています。ヒアルロン酸やコラーゲンがたっぷり配合された化粧品を使っているのに、あまり保湿効果が感じられないのは、貴女のヒアルロン酸は肌に浸透していないのかもしれません。